カラー診断や骨格診断後のアドバイスを本当にパーソナルなものにするためには何をしたらいいか

ほとんどのイメージコンサルタントが同じようなメニューで同じようなアドバイスをしていると思うと、もっとひとりひとりに合わせたアドバイスでお客様に喜んでもらいたい、と考えるのは当然です。

イメコンの資格を取得して半年。モニターも20人くらいやってきた。20人もモニターさんの診断をすると安心するどころか少し不安になってきた。

ある時ふと気づいてしまった。

「パーソナルカラー診断はサマーですので、ソフトで明るめな色がお似合いです。メリハリを効かせた配色よりもグラデーションのような柔らかい配色がお得意です。メイクも優しく上品な雰囲気を意識してください。そして、骨格はウェーブタイプですので、胸元にデザインがあるもの、首回りは開きすぎないものを選ぶとお顔周りが華やかに見えます。体に馴染むようなシルエットや、ふんわりした素材や落ち感のある柔らかい素材を選ぶとスタイルアップして見えますよ。」

あれ?この説明、もう三回目かもしれない。。。

20人のモニターさんに診断、アドバイスをしてきて、ほとんどのお客様に同じようなアドバイスをしているような気がする。

こんな感じなら私じゃなくても誰でもいい気がするし、せっかく私を選んでもらったのであれば私なりのパーソナルなアドバイスをしっかりやりたい。

みんなはどうしているんだろう。年齢や好みのテイストをヒヤリングして、お客様に合わせたアドバイスはしているつもりだけど、それでもアドバイスの核となる部分は教科書通り。通り一辺倒なアドバイスになっている。

このように悩んでいる方は少なくないかと思います。これからのでもこのお悩みはとても素晴らしいお悩みです!ステージアップするチャンスです!

なぜほとんどのイメージコンサルタントが同じようなアドバイスになってしまうのか

なぜイメージコンサルタントの皆さんがほとんど同じようなアドバイスを繰り返しているか。

それは、多くのイメージコンサルタントが「コト軸」になっているから。

診断という「コト」に重きをおきすぎていて、お客様軸でのアドバイスができていないのです。

診断に関しては答えが決まっていて、どのイメージコンサルタントが行ってもほぼ同じ結果になり、同じタイプであれば同じアドバイスになります。

資格取得したばかりの9割以上のイメージコンサルタントは、診断結果が違ったらどうしよう、間違いなく診断できるかな、診断結果を細かく伝えないと、、、と考えています。

間違うことが不安で、診断の練習を繰り返したり、情報収集をしたり、他の人より充実したタイプ別の似合う服やメイクをアドバイスできるように努力しています。

ですが、その努力が「お客様軸」ではなくなってしまう原因で、結果的にパーソナルなアドバイスが薄まってしまうのです。

一人ひとりにパーソナルなアドバイスをするために必要なこと

診断はどのイメージコンサルタントが行ってもほぼ同じ結果になりますし、タイプがわかったらインターネットで似合うファッションやメイクなどは調べられます。

分類による似合わせの答えを伝えるだけのアドバイスではなく、お客様一人ひとりにぴったりのアドバイスをするには、「お客様軸」での考え方が必要です。

お客様に軸を置く。そのためには、お客様のことを深く理解しなければできません。

最初のカウンセリング、ヒヤリングで、表面的なことは聞き出しているかもしれませんが、お客様一人ひとりにパーソナルなアドバイスを行うためには、もっとマインドに近い部分まで引き出すことが、必要です。

年齢、職業、ファッションの好みなどの表面的なことだけではなく、お客様の背景はもちろん、目の前のお客様がどんなマインドを持ってどんなことを考えているのか、どんなことを嬉しく思うのか、どんなことを大切にしているのかなど深く探り、引き出すためのヒヤリング力が必要ということです。

例えば
年齢:29歳
職業:IT関連、服装自由
パーソナルカラー:サマー
骨格タイプ:ウエーブ
の方だとすると、

優しいソフトな色味で、グラデーションのような柔らかい上品な配色がお似合いです。素材も柔らかいもの、滑らかなもの、軽い素材がお得意です。フリルやレースなど甘めなデザインもお得意ですのでフェミニンな雰囲気のスタイルがおすすめです。

となりますが、ここに情報がプラスされて、
IT系の会社の営業職なので、スーツを着る
という情報が加わると、

ノーカラージャケットのスーツで、インナーにシフォンのブラウスやボウタイブラウスなどがおすすめです。

となります。

ここまではできる方も多くいらっしゃるかと思いますが、ここからがポイントです。

ヒヤリングを進めていくと、
取引先が金融系が多く、ベーシックなスーツの男性ばかり
自分だけ浮いていないかと不安な部分がある
金融系のクライアント担当になって3年経つし年齢ももうすぐ30歳なのに、まだ新人扱いされている気がする
会社の代表としてクライアントと会っているのにもう少ししっかりしないと
もう少ししたら後輩が入ってくるのも少し不安

と考えていることがわかりました。

ここから想像すると、このお客様は、
今の仕事を頑張っているしもっと頑張りたい。
キャリアもついてきているから今度入ってくる後輩にもお手本となる先輩になりたい。
クライアントからももっと信頼仕手もらえるようになりたい。

などと考えているのではないでしょうか。

そしてこのように考える人は、そても真面目で頑張り屋で、芯のある人かと思われます。

そうするとアドバイスは大きく変わります。

お仕事頑張ってらっしゃるのですね!かっこいいです!
それでしたら、ネイビーのテーラードジャケットとパンツのスーツでカチッときめてみませんか?
インナーもシャツにして、首元はスカーフまたは小粒のパールのネックレスなどをプラスすると良いです。
お似合いになるものもポイントで取り入れながらもお仕事でもっと飛躍できるように、カチッと決めてもいいですね。
スーツの素材はあまり厚ぼったくないもの、シルエットはジャストにフィットするものを選べば骨格タイプにもお似合いです!

これがお客様軸のアドバイスです。

ここまでできると、目の前のお客様のためのアドバイスとなりますね。さらにお客様からも信頼を得られ、新たなお客様のご紹介やSNSでの良い口コミなどにつながる可能性が高くなります。

まとめ

イメージコンサルティングのアドバイスを本当の意味でのパーソナルなものにするために必要なことは、「お客様軸」での考え方です。

ヒヤリングをしっかり行い、お客様軸で考えられるようになることが重要です。ヒヤリング力を高めることで、お客様へのアドバイスの質が大きく変わります。。

表面的なことだけではなく、考え方などマインドの部分も聞き出し、お客様の潜在ニーズを満たすアドバイスを行いましょう!


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