パーソナルカラー診断や骨格診断を受けた方、いろんなところで何度も受けている方、なぜか女性はこのような分類系の診断が大好き。
「あなたはO型です。ですから細かいことは気にしないおおらかなタイプ。一方では八方美人なところもありますね。周りからそう思われないように気をつけましょう。」これは血液型の話ですが、分類系の診断はこれと同じです。
たしかに自分のタイプがわかることは楽しいですし、生き方も楽になるかもしれません。血液型や星座占いなど、分類されてそのグループの傾向などがわかると楽しいですから同じかもしれません。
ですが、育ってきた環境や今の立場、家族構成、職業、住んでいる場所など、お客様を形成しているものは様々ですし、それがお客様の個性を作り出しています。占いやアドバイスを求める際には、自分自身の独自性を大切にすることも大切です。もちろん、大まかな傾向やアドバイスは参考になることもありますが、それだけでは必ずしもぴったりの答えにならないかもしれません。
お客様自身がどうしたいか、何を望んでいるかを自覚して、自分自身の目標や夢に向かって歩んでいただけるように、適切な案内をすることが大切です。
パーソナルスタイリスト、イメージコンサルタントに診断は必要？
イメージコンサルティングに診断が必要か不必要かというと、実際はどちらでもかまいません。パーソナルカラー診断や骨格診断ができてもできなくても、お客様にどんなサービスを提供するか？の方が重要です。
特にパーソナルスタイリストにとっては、ショッピング同行やコーディネートに関するサービスが重要です。そのため、お客様からはコーディネートの知識やセンスアップについての知識が求められます。
ただ、お客様は分類が大好き。だから診断系のメニューを用意しておく。という準備をすることで、お客様にお申込みしていただけるきっかけづくりになります。最終的には、パーソナルカラー診断や骨格診断を受けたお客様が、ショッピング同行やコーディネートレッスンをリピートしてくださるようになっていきます。
パーソナルカラー診断だけでは仕事にはなりません
仕事を拡大させるためには、診断系のメニューだけでは不十分です。また、お客様にとってもワクワク感やドキドキ感はありません。たとえば、血液型がO型であることを知っている人は、再度血液型を調べる必要がないように、診断メニューだけではリピートしてもらえないことを知っておきましょう。
そのため、診断系のメニューをきっかけに、ショッピング同行やシーズンごとのコーディネートレッスンなどに繋げていくことが重要です。ビジネス、お客様、そして自分自身を成長させることが鍵になります！
パーソナルカラー診断だけが一人歩きすると胡散臭くなる
タイプ分類で答えを伝えるだけのサービスは、一部のお客様からは胡散臭いと思われています。それは、診断結果はただのグループ分けでしかないからです。パーソナル○○と名乗りながらも、タイプ分類をしただけでは、お客様にとっては意味がないです。
お客様にとって意味がない理由は、分類しただけでは、お客様の目的や理想を叶えられない可能性が高いからです。
ですから、一流のイメージコンサルタントになるには、診断結果を活かした本格的なコーディネートやコンサルティングが必要になります。診断結果を提示するだけではなく、お客様の魅力を最大限に引き出すアドバイスやサポートができるようになることが求められます。
多くのイメージコンサルタントはそれができないため、コンサルティングを名乗りながらも、似合う色を提示するだけで結果の提示しかしない状態を続けてしまっています。そのままでは、素敵になりたくて申し込みされたお客様に、本当のパーソナルコンサルティングの価値は伝わりません。
それでは、お客様にとって「胡散臭く感じた」というように伝わってしまうのです。
雑誌やインターネットでも調べられる「診断結果の提示だけのサービス」は、誰にでもできますし、今後はどんどん衰退していきます。衰退の波に飲まれないためにも、『自分は、診断結果を伝えているだけになっていないだろうか』と今一度、自分の仕事の仕方を客観的に分析してみましょう。
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似合わせのように答えがある診断系のサービスは誰でもできてしまいます。あなたならではのご提案をサービスに取り入れるために、ファッションやコーディネートの知識を身につけましょう。
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