イメージコンサルタントとして活動していて、似合う色や形を調べることは結構得意になってきた。
でも肝心なコーディネートが苦手で似合うアイテム同士を組み合わせても何となく野暮ったい感じがする。
似合うアイテム同士の組み合わせだから間違いはないはず。なのにおしゃれに見えないのはなぜだろう。
センスの問題だとしたらセンスが良くなるには何を勉強したらいいのだろう。
似合わせに関しては答えがあるからわかりやすいですが、コーディネートに関しては難しいと思う人も多くいらっしゃいます。
コーディネートに関しては、センスはもちろんですが基本的なルールがありますので、組み合わせのルールを知ることで解決できます。
ここでは素材の組み合わせに関してルールをご説明します。
コーディネートの要素
服の組み合わせ(コーディネート)は大きく分けて3つの要素から成り立っています。
・色の組み合わせ
・素材の組み合わせ
・デザインの組み合わせ
これらの3つの要素の組み合わせ方がわかれば、センス良くコーディネートができるようになるのです。
素材の組み合わせルール
素材には厚み、柔らかさ、質感があります。
組み合わせを考えるときはそれぞれ異なったものを組み合わせるとうまくいきます。
似たような素材同氏の組み合わせは野暮ったく見えてしまうので避けたほうが正解です。
レザーを例にしてコーディネートを見てみましょう。
NGの組み合わせ例【レザー×サテン】
こちらはつるっとした素材同士の組み合わせですので、冷たいイメージでまとまってしまいます。
このように似た素材の組み合わせは奥行きやメリハリがなくなり、ペタッとした印象になるので野暮ったく見えるまたはさみしく見えてしまいます。
パーソナルカラーのウィンタータイプや骨格診断のトップボリュームタイプ(ストレートタイプ)の方がやってしまいがちなコーディネートです。
センス良い組み合わせ例
【レザー×コットン】
こちらはレザーのつるっとした光沢のある素材とナチュラルなパリっとしたコットンの組み合わせで、素敵な組み合わせとなります。堅いイメージになりますが、素材の組み合わせとしてはおしゃれです。
【レザー×レース】
個の組み合わせはつるっとしたレザーと凹凸のわかりやすいレースの組み合わせです。イメージもクール&フェミニンでおしゃれです。
【レザー×モヘア】
つるっとしたレザーにヘアリーなモヘアで素材感のメリハリがありますので組み合わせとしてはとてもおしゃれに見えます。
次にシフォン素材を例にして組み合わせを見てみましょう。
NGの組み合わせ例【シフォン×薄手コットン】
透ける素材同士の組み合わせで柔らかいだけになってしまいます。だらしなく見えることもありますので注意が必要です。
パーソナルカラーのサマータイプや骨格診断のボトムボリュームタイプ(ウェーブタイプ)の方がやってしまいがちのコーディネートです。
センス良い組み合わせ例
【シフォン×モヘア】
薄手のさらっとしたシフォンと毛足の長い温かみのあるモヘア。素材感が全く異なることでおしゃれ度が高くなります。
【シフォン×レザー】
薄手のさらっとしたシフォンですので、レザーのような固く厚手の素材はぴったりです。主張ある組み合わせとなります。
異素材の組み合わせを意識しておしゃれにコーディネート
あまり考えて組み合わせていない方も多い素材のコーディネート。少し意識するだけで周りとグンと差が付きます。
似合う素材ではなくなったとしても、素材の組み合わせのルールを守ったほうが断然おしゃれに見えます。
「似合わせ」が完璧になったら、次はコーディネートをしっかり押さえるとハッとさせるファッションが完成しますよ。
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